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万葉恋歌  作者: 舞夢
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かほ鳥の 間なくしば鳴く 春の野の

かほ鳥の 間なくしば鳴く 春の野の 草根の繁き 恋もするかも

                       (巻10-1898)

※かほ鳥:未詳、特定されていない。


かほ鳥が鳴き続ける春の野は、草が生い茂っています。

私たちも、そこで盛んな恋をしてしまいそうです。


春の野原に二人寝転んで、愛を語り合い続ける。

その上では、鳥がさかんに鳴き続けている。


明るくふんわりとした春の空、やわらかな野原の上での、何とも大らかな男女の歌ととらえたい。

途切れない鳥の声は、可愛らしく美しいBGMになって、愛を語らう二人を祝福している。

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