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万葉恋歌  作者: 舞夢
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春日野に 煙立つ見ゆ 娘子らし

春日野に 煙立つ見ゆ 娘子らし 春野のうはぎ 摘みて煮らしも

                        (巻10-1879)

※うはぎ:嫁菜。キク科の多年草。湿り気のある草地に生え、根茎は長い。高さ約50センチほど。葉は披針形。春の若葉は食用で、古代から摘み草の対象。摘んだ若菜は、その場で煮たと言われている。


春日野に煙が立っているのが見えます。

どうやら少女たちが春の野のうはぎを摘んで、煮ているのでしょう。


春の若菜摘みは、それを食べると長寿が得られるとの信仰があり、若い娘たちが行う習慣があった。


春日野に立つ煙を見て、春の若菜摘みに、はつらつとした少女たちが動き回る姿を思い浮かべる。

これだけでも、元気がよみがえる人もいたかもしれない。

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