表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
624/1385

今行きて 聞くものにもが 明日香川

今行きて 聞くものにもが 明日香川 春雨ふりて たきつ瀬の音を

                        (巻10-1878)

今すぐにでも行って、聞きたいものです。

明日香川に春雨が降り注いで、勢いよく流れる瀬の音を。



これも作歌の事情が不明な歌。

明日香川に今すぐにでも行きたい、春雨が降り注いで勢いを増す明日香川の瀬音を聞きたいと言うのだから、かつてその付近に住んでいたか、あるいは愛着を覚えている人になる。

おそらく平城京で、仕事のストレスを抱え、少しでも気分転換をしたかったのか。

あるいは、明日香川の周辺に、愛人でもいたのか、それとも両方か。


なかなか、想像は尽きない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ