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万葉恋歌  作者: 舞夢
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ひさかたの 天の香具山 この夕

ひさかたの 天の香具山 この夕へ 霞たなびく 春立つらしも

                     (巻10-1812)  


天の香具山に、この夕方、とうとう霞がたなびきました。

どうやら、春になったようです。


柿本人麻呂歌集からとされている。


天の香具山は、古来、天から降りて来た山との伝承があり、大和の中心をなす神聖な山だった。

その香具山を眺めていた夕方、ようやく霞がたなびいた。

辛く長い冬が去り、神聖な山に、神が承認された春が来たと、喜ぶ。

何とも大らかで、わかりやすい春の歌と思う。

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