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万葉恋歌  作者: 舞夢
602/1385

我妹子は 釧にあらなむ 左手の

振田向宿祢の、筑紫国に退り時の歌一首


我妹子は 釧にあらなむ 左手の 我が奥の手に 巻きて去なましを

                          (巻9-1766)

※振田向宿祢:伝未詳。「振」はおそらく「布留」、「田向」は名前と思われるが確証はない。

※釧:腕輪。手首や肘に着けた。


貴方が腕輪であればと思う。私の左手の奥の部分に巻き付けて旅立てるものを。


古代の日本人は、左側を神聖視していた。

心臓の位置も関係しているという説もある。

いずれにせよ、相手を身に付けるものとして、腕輪は珍しい例。


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