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大口の 真神の原に 降る雪は
舎人娘子の雪の歌一首
大口の 真神の原に 降る雪は いたくな降りそ 家もあらなくに
(巻8-1636)
※舎人娘子:持統、文武朝の女性。大宝二年(702)十月の三河行幸に従った。
※大口の:真神(狼の異名:口が大きいから)にかかる枕詞。
※真神の原:明日香村の飛鳥寺から南方の香久山に続く一帯。
真神の原に降る雪は、そんなにひどく降ってはなりません。
ここに私の家はないのですから。
豪雪になってしまった時の不安を詠う。
わかりやすい歌である。
舎人娘子の雪の歌一首
大口の 真神の原に 降る雪は いたくな降りそ 家もあらなくに
(巻8-1636)
※舎人娘子:持統、文武朝の女性。大宝二年(702)十月の三河行幸に従った。
※大口の:真神(狼の異名:口が大きいから)にかかる枕詞。
※真神の原:明日香村の飛鳥寺から南方の香久山に続く一帯。
真神の原に降る雪は、そんなにひどく降ってはなりません。
ここに私の家はないのですから。
豪雪になってしまった時の不安を詠う。
わかりやすい歌である。
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