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秋萩の 上に置きたる 白露の
弓削皇子の御歌一首
秋萩の 上に置きたる 白露の 消かもしなまし 恋つつあらずは
(巻8-1608)
秋の萩の上に置かれた白露のように、あっさりと消えてしまうほうがいい。
こんなに苦しく恋し続けるよりは。
弓削皇子は天智天皇の第六皇子。
額田王とは共に天武天皇を思慕し合うなど、親交が深かった。(巻2-111~113)
ただ、額田王は父天武天皇の愛人であり、そもそも相当に年上なので、弓削皇子としては歌を教えてもらった立場かもしれない。
弓削皇子の御歌一首
秋萩の 上に置きたる 白露の 消かもしなまし 恋つつあらずは
(巻8-1608)
秋の萩の上に置かれた白露のように、あっさりと消えてしまうほうがいい。
こんなに苦しく恋し続けるよりは。
弓削皇子は天智天皇の第六皇子。
額田王とは共に天武天皇を思慕し合うなど、親交が深かった。(巻2-111~113)
ただ、額田王は父天武天皇の愛人であり、そもそも相当に年上なので、弓削皇子としては歌を教えてもらった立場かもしれない。
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