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万葉恋歌  作者: 舞夢
533/1385

秋田刈る 仮廬もいまだ 壊たねば

忌部首黒麻呂の歌一首


秋田刈る 仮廬もいまだ 壊たねば 雁が音寒し 霜も置きぬがに

                        (巻8-1556)

※忌部首黒麻呂:天平宝字二年(758)正六位上から外従五位下になった人。

短歌五首を残す。


秋田の刈り取りのための仮小屋も、まだ取り壊してはいないのに、雁の鳴く声は実に寒々しい。まるで霜がおりるとでもいいたいかのようです。


季節の推移の早さに驚く歌。

当時は稲刈りのために、田に仮小屋を作っていたということがわかる。

相当に広い田で、寝泊りを必要とするほどだったのかもしれない。

人力しか動力がない時代は大変だったのだと思う。


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