表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
494/1385

芽花抜く 浅茅が原の つほすみれ

大伴田村の家の大嬢の、妹坂上大嬢に与へし歌一首


芽花抜く 朝芽が原の つほすみれ 今盛りなり 我が恋ふらくは

                         (巻8-1449)


※大伴田村の家の大嬢:大伴宿奈麻呂の娘。坂上大嬢の異母姉。

田村は佐保の西。現在の法華寺東辺の地。

※芽花抜く:「浅茅が原」の枕詞。「芽花」は茅萱の若い花穂。抜き取って食用とした。


芽花を抜く浅茅が原に生えている、つぼすみれのように貴方は可愛らしくて、私は恋しくてたまりません。


異母の姉妹であるけれど、古代は一夫多妻であって、当然にあり得た。

その中でも、田村大嬢にとって、坂上大嬢は可愛らしくお気に入りだったようだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ