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霞立つ 野の上の方に 行きしかば
丹比真人乙麻呂の歌一首 屋主真人の第二子なり
霞立つ 野の上の方に 行きしかば うぐひす鳴きつ 春になるらし
(巻8-1443)
※丹比真人乙麻呂:前歌の作者屋主の次男。天平神護元年(765)従五位下。同年紀伊の国行幸の際に、御前次第司次官。万葉集中、この一首のみ。
霞が立つ野原に出かけてみると、鶯が鳴いておりました。
とうとう春になるようです。
単純にして素朴な春の歌。
余計な言葉がないので、春到来を喜ぶ想いが、素直に伝わってくる。
丹比真人乙麻呂の歌一首 屋主真人の第二子なり
霞立つ 野の上の方に 行きしかば うぐひす鳴きつ 春になるらし
(巻8-1443)
※丹比真人乙麻呂:前歌の作者屋主の次男。天平神護元年(765)従五位下。同年紀伊の国行幸の際に、御前次第司次官。万葉集中、この一首のみ。
霞が立つ野原に出かけてみると、鶯が鳴いておりました。
とうとう春になるようです。
単純にして素朴な春の歌。
余計な言葉がないので、春到来を喜ぶ想いが、素直に伝わってくる。
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