463/1385
船に寄せき(3)
こと放けば 沖ゆ放けなむ 港より 辺付かふ時に 放くべきものか
(巻7-1402)
遠ざけるのなら、遠くの沖にいる時に遠ざけてほしかった。
港に入って岸辺に着く時に、遠ざけられるなどありえないと思うのです。
婚約をしていながら、寸前に破談になった時の歌とされ、相当に憤慨している気持が詠まれている。
お互いに何らかの問題があったのか、あるいはもっと有利な相手に求婚したのか、されたのか。
古代日本においても、突然の結婚キャンセルはあったようだ。
こと放けば 沖ゆ放けなむ 港より 辺付かふ時に 放くべきものか
(巻7-1402)
遠ざけるのなら、遠くの沖にいる時に遠ざけてほしかった。
港に入って岸辺に着く時に、遠ざけられるなどありえないと思うのです。
婚約をしていながら、寸前に破談になった時の歌とされ、相当に憤慨している気持が詠まれている。
お互いに何らかの問題があったのか、あるいはもっと有利な相手に求婚したのか、されたのか。
古代日本においても、突然の結婚キャンセルはあったようだ。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。