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万葉恋歌  作者: 舞夢
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海に寄せき(4)

朝なぎに 来寄る 白波見まくほり 我はすれども 風こそ寄せね


                         (巻7-1391)


朝なぎの時間に寄せて来る白波を、私は見たいと思うのですが、風が吹かないので白波を寄せてくれないのです。




白波は男のたとえ。


来るはずの男が、風が吹かないので、来ないと嘆く。


積極的に言い寄って来ない男を恨むのだと思う。


しかし、風は気まぐれなので、吹く方向が、この岸辺ではないかもしれない。


男を運ぶ風は、もっと良い岸辺(美しい女、可愛らしい女)に吹いている可能性もある。

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