表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
456/1385

海に寄せき(3)

近江の海 波畏みと 風まもり 年はや経なむ 漕ぐとはなしに


                       (巻7-1390)




近江の海が恐ろしいと、風のようすばかりを気にしていると、年はどんどん過ぎて行ってしまいます、結局は舟を漕ぎ出すこともなくて。




近江の海は、結婚に反対するかもしれない親とか世間のたとえ。


あなたは、そんな他人の様子ばかり気にして、「いつまで待たせるの?どんどん時間は過ぎていくのですよ」と、自ら何もしようとしない優柔不断な男を叱る女の歌と思う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ