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海に寄せき(3)
近江の海 波畏みと 風まもり 年はや経なむ 漕ぐとはなしに
(巻7-1390)
近江の海が恐ろしいと、風のようすばかりを気にしていると、年はどんどん過ぎて行ってしまいます、結局は舟を漕ぎ出すこともなくて。
近江の海は、結婚に反対するかもしれない親とか世間のたとえ。
あなたは、そんな他人の様子ばかり気にして、「いつまで待たせるの?どんどん時間は過ぎていくのですよ」と、自ら何もしようとしない優柔不断な男を叱る女の歌と思う。
近江の海 波畏みと 風まもり 年はや経なむ 漕ぐとはなしに
(巻7-1390)
近江の海が恐ろしいと、風のようすばかりを気にしていると、年はどんどん過ぎて行ってしまいます、結局は舟を漕ぎ出すこともなくて。
近江の海は、結婚に反対するかもしれない親とか世間のたとえ。
あなたは、そんな他人の様子ばかり気にして、「いつまで待たせるの?どんどん時間は過ぎていくのですよ」と、自ら何もしようとしない優柔不断な男を叱る女の歌と思う。
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