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万葉恋歌  作者: 舞夢
454/1385

海に寄せき(1)

大船に 真楫し貫き 漕ぎ出なば 沖は深けむ 潮は干ぬとも


                     (巻7-1386)




大船の左右のふなばたに、しっかりと楫を取り付けて、大海に漕ぎ出したならば、沖はきっと深いと思う、たとえ潮が引いたとしても




「大船に 真楫し貫き 漕ぎ出なば 」:二人の愛をしっかりと確かめて、準備も入念にして結婚に踏み切れば、


「沖は深けむ」:大海の底が深いように、二人の愛も、より深まるだろう、


「潮は干ぬとも」:周囲がどうなろうとも。




「深く思いあっているのだから、勇気を持って、結婚に踏み切りましょう、そして愛をいっそう深めましょう、世間もいろいろ言うけれど、やがては認めてくれます」


このような意味と理解した。

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