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万葉恋歌  作者: 舞夢
453/1385

埋もれ木に寄せき

真鉋持ち 弓削の川原の 埋もれ木の あらはるましじき ことにあらなくに


                             (巻7-1385)


※埋もれ木:水中の泥に埋もれた木が、長い間に炭化し化石状態になったもの。


※真鉋持ち:弓削にかかる枕詞。鉋で弓を削る意味。当時の鉋は槍の穂先状の刃に木の柄をつけた槍鉋。


※弓削の川原:大阪市八尾市弓削付近を流れる長瀬川付近の川原。




弓削の川原の埋もれ木のように、見つからないで済むことが、難しいようです。




これも親や世間に秘めた恋愛関係の歌。


隠しているけれど、いれは見つかってしまう。


埋もれ木でさえ、人の目にとまり、掘り出されることもあるのだから。


そんな不安を詠んだ歌。

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