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万葉恋歌  作者: 舞夢
452/1385

河に寄せき(5)

水籠りに 息づき余り 速川の 瀬には立つとも 人に言はめやも


                        (巻7-1387)




水の下に潜って、息苦しいのに耐えきれなくて、急流の瀬に立ったとしても、他人には本当のことは言いません。




息を潜めて隠して来た二人の関係が、他人に気づかれそうになったとしても、私は秘密を守ります、決して他人に言ったりはしません。




現代で言えば、不倫の関係がわかりやすい。


相手との本当の関係を秘したままにしておきたい。


愛を壊すようなことはしたくない。


だから、絶対に秘密を守る、その思いが浮かんでくる。

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