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万葉恋歌  作者: 舞夢
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獣に寄せき

三国山 木末に棲まふ むささびの 鳥待つごとく 我待ち痩せむ

                        (巻7-1367)

※三国山:所在未詳。


三国山の梢に棲んでいるむささびが、鳥を待つように、私はあなたを待ち続けて、痩せてしまいます。


男の訪れが減った、または無くなってしまった女の歌と思う。

「三国山 木末に棲まふ」は、相当奥まった場所の表現か。

つまり、男との距離が遠くなっていることを意味する。

しかし、男が入って来たら、むささびのように男を捕食するのだろうか。

実際は、むささびは木の実や葉、樹皮を食べると言われているので、肉食系ではないとか。


いろいろ考えると、最近指名が減った遊女の歌のような気がする。

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