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万葉恋歌  作者: 舞夢
434/1385

木に寄せき(2)

見れど飽かぬ 入国山の 木の葉をば 我が心から なつかしみ思ふ

                        (巻7-1305)

※入国山:和歌山県田辺市秋津町にある山らしい。


見飽きることがない入国山の木の葉が、心の底から恋しくて仕方がない。


「入国山の木の葉」は他人の妻の譬え。

人妻に恋焦がれる男の心を述べた歌と言う。


世間の倫理に反していることも理解しているけれど、見飽きないほどに、他人の妻を愛してしまった。

もともとが叶わぬ恋だったのか、あるいは他人に奪われてしまったのか。

いずれにせよ、叶わぬ恋は、苦しく心を燃え上がらせる。

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