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木に寄せき(1)
向つ峰に 立てる桃の木 ならめやと 人ぞささやく 汝が心ゆめ
(巻7-1356)
向こうの峰に立っている桃の木は、実などならないと噂になっているけれど、信じなくいように。
「向つ峰に 立てる桃の木」は、何らかの事情で、婚期が遅れたか、親の監視が厳しいのか、とにかく結婚が難しいと思われている娘のたとえ。
しかし、恋する男は、簡単にはあきらめない。
そんな噂や障害を乗り越えて見せる、だから動揺せず、自分だけを頼りにしてくれと、謡いかける。
向つ峰に 立てる桃の木 ならめやと 人ぞささやく 汝が心ゆめ
(巻7-1356)
向こうの峰に立っている桃の木は、実などならないと噂になっているけれど、信じなくいように。
「向つ峰に 立てる桃の木」は、何らかの事情で、婚期が遅れたか、親の監視が厳しいのか、とにかく結婚が難しいと思われている娘のたとえ。
しかし、恋する男は、簡単にはあきらめない。
そんな噂や障害を乗り越えて見せる、だから動揺せず、自分だけを頼りにしてくれと、謡いかける。
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