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万葉恋歌  作者: 舞夢
432/1385

稲に寄せき

石上 布留の早稲田を 秀でずとも 縄だに延べて 守りつつ居らむ

                         (巻7-1353)

※石上布留:奈良県天理市石上神宮の西方一角。

※縄:占有を示す幖縄。


石上の布留の早稲田は、まだ穂は出そろってはおりませんが、しっかり幖縄だけは張っておいてくださるようお願いいたします。

その時までは、私が守り育てますので。


石上布留の早稲田は、結婚年齢に達しない娘。

結婚までは、親が大切に守り育てることを、婚約者の男に約束する歌。

だから、婚約者にも、見捨てないで欲しいと詠う。


親にとって娘の良縁を守ることは大切なこと。

その親に見込まれる良い婚約者だったのだと思う。

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