表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
423/1385

玉に寄せき(1)

海の底 沈く白玉 風吹きて 海は荒るとも 取らずは止まじ

                      (巻7-1317)

海の底に美しい真珠が沈んでいる。

この美しい真珠は、風が吹いて海が荒れても、取らないではいられない。


「海の底 沈く白玉」は、親の厳しい監視を受けて、家の中奥深くにいる娘。

「風が吹きて海は荒るとも」は、親の厳しい監視と世間の噂のやかましさ。

しかし、恋する男は何があっても、娘と逢瀬を遂げずにはいられないと、強い気持を詠む。


やはり、それくらいの気持がないと、なかなか恋は成就しないのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ