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万葉恋歌  作者: 舞夢
392/1385

時に臨みき(1)

月草に 衣ぞ染むる 君がため いろどり衣 摺らむと思ひて

                      (巻7-1255)

月草で衣を染めているのは、愛しい貴方のためなのです。

美しい色どりの衣を摺ろうと思っています。


月草は秋に藍色の小花を咲かせる露草の古名。

とにかく好きでたまらない男性にために、美しい衣を作ってあげたい。

そんな気持ちが、可愛らしく詠まれている。

最近の女子高生では聞かないけれど、昭和期の女子高生は、毛糸編みのセーターなどを彼氏のために、心を込めて編んでプレゼントしたという話を聞いたことがある。

とにかくスピード感を重視する現代社会、適当に店で買って渡すことが主流になったのだと思う。

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