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万葉恋歌  作者: 舞夢
382/1385

羇旅にして作りき(17)

玉津島 見れども飽かず いかにして 包み持ち行かむ 見ぬ人のため

                          (巻7-1222)

この玉津島の美しさは、見飽きることがありません。どうしたら包んで持ち帰ることが出来るのでしょうか。まだ見たことのない人のために。


「見ぬ人」は、おそらく大和で待つ妻。

よほど、玉津島が美しかったようだ。

その感激を、愛する人と、本当は一緒に味わいたい。

だから、出来ることなら、玉津島を包んで持って帰りたい。

目の前に広がる美賛美であり、また望郷の歌でもある。

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