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万葉恋歌  作者: 舞夢
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摂津にして作りき(7)

時つ風 吹かまく知らず 吾児の海の 朝明の潮に 玉藻刈りてな

                        (巻7-1157)

潮時の風が吹いて来る時間のようです。今のうちに、吾児の海の夜明けの干潟で玉藻を刈ることといたしましょう。

旅人が、旅先の地で、玉藻を刈るのは、その土地の光景に引かれた風流ある行為だった。


住吉の 沖つ白波 風吹けば 来寄する浜を 見れば清しも

                        (巻7-1158)

住吉の沖の白波が、風が吹き出すと浜に打ち寄せて来るのです。

その様子を、見れば見るほど、私の心が清らかになるのです。


確かに浜に打ち寄せて来る波を見ていると、様々な雑念が消えて行くような思いになる。

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