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万葉恋歌  作者: 舞夢
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草を詠みき

妹らがり 我が行く道の 篠すすき 我し通はば なびけ篠原

                     (巻7-1121) 


愛しい妻がいる里に、私が通る道に生えている篠竹と薄よ、私が通う時には通りやすいように、篠原全体でなびきなさい。


当時の流行歌か、宴会での戯れ歌か。

人が住む家までの道で、通れない程の篠竹や薄が生えているとは考えられない。

となると、人の噂やら何やらの恋路を邪魔するものを篠竹や薄として、「余計な邪魔をするな、なびいて(見ぬふりをして)静かにしていろ」と詠んだのではないか。

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