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万葉恋歌  作者: 舞夢
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河を詠みき(2)

大君の 三笠の山の 帯にせる 細谷川の 音のさやけき

                    (巻7-1102)


三笠の山が帯にする細谷川が流れていく音は、実に清々しいと感じております。


三笠の山は、春日山の西の小山、春日大社の後方に独立している。

四季の変化につけての大宮人の叙情の場所だったようだ。

その三笠の山裾をめぐる細谷川を帯に見立てるのも、実に典雅な表現。

三笠の山を聖なる神山と見て、その聖なる神山が流している細谷川は、聖なるがゆえに、清々しい川音を立てて流れて行く。

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