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万葉恋歌  作者: 舞夢
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難波宮に幸したまひし時の歌六首(3)

千沼廻より 雨そ降り来る 四極の海人 網を乾したり 濡れもあへむかも

                             (巻6-999)


右の一首は、住吉の浜を遊覧して、宮に還りし時に、道の上にて、守部王の詔に応へて作りし歌なり。



※千沼:大阪府南部、堺市から岸和田市にかけての地域。

※四極:大阪市住吉区周辺。当時は海岸線がそこまで迫っていた。


千沼の方向から雨が降って来ます。

それなのに、四極では漁師が網を干しています。

このままでは、雨に濡れてしまうのではないでしょうか。


右の一首は、住吉の浜を遊覧し、離宮にお戻りになる際に、道中、守部王が天皇の詔に応えて作った歌。



雨が降るのに、網を干すのはどういうものだろうか、網も濡れるし、その前に人も濡れると詠んでいる。

歌としての裏の意味が込められているかもしれないけれど、深読みが難しい。

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