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万葉恋歌  作者: 舞夢
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かくしつつ 遊び飲みこそ

大伴坂上郎女の、親族に宴せし歌一首


かくしつつ 遊び飲みこそ 草木すら 春は生ひつつ 秋は散り行く

                          (巻6-995)


大伴坂上郎女が親族の宴で詠んだ歌一首


こうして今夜はこうして遊び楽しみ、お酒を召し上がってください。草木ですら、春は毎年生い茂り、秋には散ってしまうのですから。


草木にも盛衰があり、また人も同じ。

限りある命を大切に、楽しむ時はしっかり楽しみましょう。

大貴族大伴氏の刀自(取りまとめ役)として、宴会を主催した坂上郎女の歌である。

迫りくる藤原氏の陰険な謀略などは忘れて、目の前の宴会を楽しみましょう、そんな含意もあるような気がする。

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