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万葉恋歌  作者: 舞夢
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月立ちて ただ三日月の

同じ坂上郎女の初月の歌一首


月立ちて ただ三日月の 眉根掻き 日長く恋ひし 君に逢へるかも

                          (巻6-993)


三日月が新しく生まれ出てくる時のような、私の眉を掻いたからなのでしょうか。

長年恋慕っていた貴方に、お逢いすることが出来ました。


初月は三日月のこと。

細く書いた女性の三日月のような眉の意味もあり、それを初月(新月)に譬えることが多い。

当時、眉が痒くなるのは、恋人に逢える前兆、そんな俗信があったようだ。

いずれにせよ、月夜での恋人との出会いは、どんな時代でもロマンチックである。

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