表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
246/1385

また家持の、坂上大嬢に和せし歌一首

また家持の、坂上大嬢に和せし歌一首


月夜には 門に出で立ち 夕占問ひ 足占をそせし 行かまくを欲り

                         (巻4-736)


月の照る夜には 門に立ち 夕占を聞いたり 足占をしたりするのです。

とにかく貴方のところへ行きたくて仕方が無いので。



日没前の一時は「逢魔が時」といわれ、霊の活動の最も盛んな時とされた。

そんな時刻に辻に出て、道行く人々の言葉で事の吉凶を判断するのが「夕占」である。

「足占」は、目標とする地点までの歩数、あるいは左右どちらの足が先に着くか、または足踏みをして、吉凶を判断したらしい。


愛しい坂上大嬢への距離が近くなればなるほど、失いたくない思いも強まる。

たわいもない占と考えるべきではない。

現代の科学が進んだ世であっても、様々な恋愛占いは、大盛況なのだから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ