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万葉恋歌  作者: 舞夢
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み空行く

安都扉娘子(あとのとびらをとめ)の歌一首


み空行く 月の光に ただ一目 見し人の 夢にし見ゆる

                     (巻4-710)


空に浮かぶ月の光のもとで ただ一度お逢いした貴方が 夢にあらわれます



訳などいらない美しい歌と思う。


美しい月が浮かぶ夜空の下での、ただ一度の逢瀬。

ただ一度だからこそ、美しい月夜には、その愛しい人との逢瀬も思い出す。

そして、その愛しい人が夢に出て来ると、愛しい人が自分を恋ていると思い、ますます慕情はつのる。


※古代では、夢に愛する人が出て来ると、愛する人が自分を恋ていると信じられていた。

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