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万葉恋歌  作者: 舞夢
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坂上郎女 今は我は 死なむよ

今は我は 死なむよ我が背 生けりとも 我に寄るべしと 言ふとはいはなくに

                               (巻4-684)


今はもう、私は死んでしまおうと思います、貴方。

生きていても、私に恋心を寄せるなどとは、言わないでしょうから。



相手の男性にとっては、まさに脅迫のような歌。

私に恋しないなら死にますと言うのだから。

ただ、相手を恋すれば恋するほど、その相手の気持ちをどこまで信じていいのか、その不安と悩みは、死にたいほどの辛さをもたらすのも事実。


その心理は、古代の人であれ、現代の人であれ、変わるものではない。






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