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万葉恋歌  作者: 舞夢
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中臣女郎 大伴宿祢家持に贈りし歌(2)

海の底 奥を深めて 我が思へる 君には逢はむ 年は経ねとも

                        (巻4-676)


誰にも気づかれないように、恋心を海の底の奥深く沈め、慕い続ける貴方。

どれだけ時間がかかっても、貴方にはいつかお逢いしたいと思っています。



自分の心の奥底深くに秘めた恋、逢えない時間の長さは、逢えた時の、この上ない幸せによって消されてしまう。

誰にも言えないから、逢いたくても逢えないからこそ、想いはふくらむ。


覚悟なのか祈りなのか、心をとらえる歌と思う。

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