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まそ鏡 磨ぎし心を 緩してば
大伴坂上郎女
まそ鏡 磨ぎし心を 緩してば 後に言ふとも 験あらめやも
(巻4-673)
※まそ鏡:鏡を磨くことから、「磨く」にかかる枕詞。
しっかりとした心を許してしまった後で、文句を言ったところで、どうしようもないではありませんか。
男の甘い愛の言葉を信じて、心も身体も許してしまった。
後で心変りした男に捨てられてしまった女性は後を絶たない。
男の甘い愛の言葉をけん制、「うかつには愛の言葉」には乗りませんとの、拒絶の意を込めているようだ。
大伴坂上郎女
まそ鏡 磨ぎし心を 緩してば 後に言ふとも 験あらめやも
(巻4-673)
※まそ鏡:鏡を磨くことから、「磨く」にかかる枕詞。
しっかりとした心を許してしまった後で、文句を言ったところで、どうしようもないではありませんか。
男の甘い愛の言葉を信じて、心も身体も許してしまった。
後で心変りした男に捨てられてしまった女性は後を絶たない。
男の甘い愛の言葉をけん制、「うかつには愛の言葉」には乗りませんとの、拒絶の意を込めているようだ。
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