表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
169/1385

笠女郎 天地の 神の理 なくはこそ

天地(あまつち)の 神の(ことわり) なくはこそ 我が思ふ君に 逢わず死にせめ

                       (巻4-605)


天の神、地の神の御判断がないのなら、恋しい貴方に逢うことがなく、私は死んでしまうでしょうけれど。



この歌の真意は、

「神に間違った御判断などあるはずはないので、私の、これほど貴方を思う気持ちを必ずお認めになられている、だから、きっと貴方にお逢いできると信じています」

というものだと思う。

かつて、大伴家持との逢瀬を持ったこと、それも天地の神の御導きなのだから、思い続けていれば、必ず再びの逢瀬が叶うと信じきる。


何とも、一途な恋心と思う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ