表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
164/1385

笠女郎 伊勢の海の 

伊勢の海の 磯もとどろに 寄する波 畏き人に 恋ひわたるかも

                        (巻4-600)


伊勢の海の磯に激しく音立てて寄せる波、そんな身が震えるほどの高貴なお人に私は恋し続けているのです。


笠女郎に対し、大伴家持は由緒ある大貴族の御曹司。

笠女郎は、はるかな身分違いを悟り始めたのだろうか。

また、伊勢の海の磯に激しく音立てて寄せる波には、世間の噂のやかましさを込めているのだろうか。

大伴家持は、軽い遊びで、笠女郎に接したのかもしれないけれど、笠女郎はその後の逢瀬もかなわず、ただ辛いだけの状態が続く。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ