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万葉恋歌  作者: 舞夢
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笠女郎 わが思ひを人に知るれや

わが思ひを 人に知るれや 玉くしげ 開き明けつと 夢にし見ゆる

                         (巻4-591)


あなたへの想いが他人に知られてしまったのでしょうか、開けてはならない玉くしげの箱の蓋を開けてしまった夢を見たのです。


「玉くしげ」は櫛を入れる箱で、それが開けられる夢は、大切に秘めていた恋心を他人に知られてしまう前兆だったようで、それを不安に思っている。

なかなか、大伴家持に逢えない笠女郎は、そのような「恋占い」めいたものに心が揺れてしまう。


確実に実るかどうかわからない恋は、どんな時代でも人を不安にさせる。

そして、現代の世でも、恋占いはしっかり残っている。

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