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万葉恋歌  作者: 舞夢
1379/1385

二月、式部大輔中臣清麻呂朝臣の宅に於て宴せし歌十五首(5)

梅の花 咲き散る春の 長き日を 見れど飽かぬ 磯にもあるかも

                      (巻20-4502)

右の一首は、大蔵大輔甘奈備伊香


梅の花が咲いては散る、春の長い一日と同じで、見飽きることがない、磯の松なのです。

大伴家持は、前の歌で、移り行く八千草の花よりも、松の変わらぬ姿を褒めた。

この歌は、梅の花が散ることも褒め、松の変わらぬ姿も褒めた。

(主人宅の梅と池の松も褒め、宴会を盛り上げるため)


美しさに、差別をしてはならない、そんな思いからかもしれない。

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