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万葉恋歌  作者: 舞夢
1356/1385

ほととぎす まづ鳴く朝明 いかにせば

ほととぎす まづ鳴く朝明 いかにせば 我が門すぎじ 語り継ぐまで

                        (巻20-4463)

ほととぎす 懸けつつ君が 松陰に 紐解き放くる 月近づきぬ

                        (巻20-4464)

右の二首は、二十日に、大伴宿祢家持の興に依りて作りしものなり。

※二十日:河内、難波行幸に従った期間の2月24日から4月17日の間の20日。

したがって、3月20日になる。


ほととぎすが鳴き始める夜明け、どのようにしたら、我が家の門を素通りしないようにできるのだろうか、後々にも語り継ぎたいので(その方法を知りたい)


ほととぎすの鳴き声を気にかけながら、貴方が待つ、松陰で、衣の紐を解き放ちます。月明りも近づいて来ているので。


ほととぎすを最も愛した歌人、大伴家持の最後のほととぎすの歌二首になる。

尚、ほととぎすを詠んだのは64首。

ほぼ余興のような歌で締めくくっているが、その意図は不明。


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