表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
1349/1385

足柄の 八重山越えて いましなば

上総国の朝集使大掾大原真人今城の京に向かひし時に、郡司の妻女の餞せし歌二首


足柄の 八重山越えて いましなば 誰れを君かと 見つつ偲はむ

                      (巻20-4440)

立ちしなふ 君が姿を 忘れずば 世の限りにや 恋ひわたりなむ

                      (巻20-4441)


大原真人今城が朝集使として、上総を出発する際の宴会などで、郡司の妻たちが詠んだ歌。


足柄の八重に重なる山を越えて行ってしまったなら、いったい誰を貴方と思ってお慕いすればいいのでしょうか。


しなやかで美しい貴方のお姿を忘れてしまわない限り、いつまでも、恋慕うことになるでしょう。


大原真人今城が美男説があるけれど、確かではない。

送別する人への、リップサービスかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ