表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
1347/1385

闇の夜の 行く先知らず 行く我を

昔年に相替はりし防人の歌一首


闇の夜の 行く先知らず 行く我を いつ来まさむと 問ひし子らはも

                        (巻20-4436)


闇の夜に、行先も知らないで出ていく私に、「いつ帰って来るの」と聞いて来た子供たちは、今どうなっているのだろうか。



相替わりし防人なので、任務交替時(故郷に帰る時かもしれない)に詠んだ歌。

やはり何より、故郷に残して来た、我が子を案じる。

生きているか、病気をしていないか、今のようにスマホなどない。

故郷に戻るまで、子供たちの顔を見るまでは、防人の心は、闇夜を歩く人である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ