表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
1340/1385

昔日の防人の歌(1)

防人に 行く誰が背と 問ふ人を 見るがともしさ 物思ひもせず

                      (巻20-4425)


「防人として出発する人は、誰の旦那様ですか」と、聞く人がうらやましい。

もはや、何の心配もないのですから。


亭主が防人に選ばれてしまった妻の歌。

選ばれなかった家の妻は、のん気に「どこの旦那さんが選ばれた?」と聞きまわっているのを、実は、憎らしく思っている。

すごく素直な歌で、心理がよくわかる。


昔日がいつのことかは、不明。

過去の古い時期の防人の歌で、何らかの形で、残されて伝わっていた歌を、主典刑部少録磐余伊美吉諸君という下級役員が抄写し、大伴家持に贈った八首の第一首目。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ