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万葉恋歌  作者: 舞夢
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難波道を 行きて来までと 我妹子が

難波道を 行きて来までと 我妹子が 付けし紐が緒 絶えにけるかも

                        (巻20-4404)

右の一首は、助丁上毛野牛甘。

※上野:群馬県。

※上毛野牛甘:伝未詳。


難波への道を行って戻って来るまでは解かないと約束して、愛しいあの娘が結ってくれた紐ではあるけれど、切れてしまった。


結わえつけた紐は、道中の安全を祈願する願いを込め、愛情が途切れない約束も込めたはず。

その紐が切れたのだから、道中は不安。

それと、故郷で待つ娘の気持ちが切れたのか(他の男に寝取られた場合もある)と不安になったのかもしれない。

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