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渡せば 向つ峰の上の 花にほひ
館の門に在りて江南の美女を見て作りし歌一首
※館の門:難波兵部省の建物。正門。
見渡せば 向つ峰の上の 花にほひ 照りて立てるは はしき誰が妻
兵部少輔大伴家持 (巻20-4397)
遥かに見渡していると、向こうの丘の上に、まるで花のように輝いて立っている女性がいるのです、いったい、どなたの奥様なのでしょうか。
大伴家持は、故郷平城京で待つ妻を、丘の上に咲く花に見たと解釈されている。(ほぼ幻視のようなもの)
かなりな、愛妻家と思う。
館の門に在りて江南の美女を見て作りし歌一首
※館の門:難波兵部省の建物。正門。
見渡せば 向つ峰の上の 花にほひ 照りて立てるは はしき誰が妻
兵部少輔大伴家持 (巻20-4397)
遥かに見渡していると、向こうの丘の上に、まるで花のように輝いて立っている女性がいるのです、いったい、どなたの奥様なのでしょうか。
大伴家持は、故郷平城京で待つ妻を、丘の上に咲く花に見たと解釈されている。(ほぼ幻視のようなもの)
かなりな、愛妻家と思う。
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