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万葉恋歌  作者: 舞夢
1308/1385

松の木の 並たる見れば 家人の

松の木の 並たる見れば 家人の 我を見送ると 立たりしもころ

                       (巻20-4375)

※立たりしもころ:「立たり」は「立てり」の東国方言。「もころ」は「~のようだ」の古い言葉。

右の一首は、火長物部真島。※伝未詳。


松の木が、並木となって並んでいるのを見ると、故郷の人々が、私を見送ろうと、立ち並んでいるような感じがします。


松並木を歩きながら、「松」の音に「待つ」を感じ、立ち並ぶ様子に、故郷の人々が立ち並んで、自分を見送った様子を思い出す、そんな素直な歌。

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