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万葉恋歌  作者: 舞夢
1307/1385

天地の 神を祈りて さつ矢貫き

天地の 神を祈りて さつ矢貫き 筑紫の島を さして行く我は

                     (巻20-4374)

※さつ矢:「さつ矢」は、狩猟用の矢。ここでは戦争用の矢。軍防令では、防人一人ごとに、50隻を靫にさして携行する旨定められていた。

右の一首は、火長太田部荒耳。

※太田部は、朝廷直轄の屯田の仕事をする民。荒耳は伝未詳。


天地の神に祈り、矢を靫にさし、筑紫の島を目指して私は進んで行くのです。


門出の決意を詠んだとされている。

故郷についての思いは詠んでいない。

戦闘決意を詠んでいるので、防人としての模範歌(軍歌)かもしれない。

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