1304/1385
橘の 下吹く風の かぐはしき
橘の 下吹く風の かぐはしき 筑波の山を 恋ひずあらめかも
(巻20-4371)
※筑波の山を 恋ひずあらめかも:
右の一首は、助丁占部広方。
※助丁:国造丁に次ぐ地位の防人。
※占部広方:伝未詳。
筑波山の橘の木の下を吹く風は、実に香気にあふれているのです。
今は、とにかく恋しくてなりません。
防人として行軍中に、故郷へのホームシックにかかったのだろうか。
それを、筑波山の橘の木の下で、かいだ香りを思い出し、歌に詠みこんでいる。
橘の 下吹く風の かぐはしき 筑波の山を 恋ひずあらめかも
(巻20-4371)
※筑波の山を 恋ひずあらめかも:
右の一首は、助丁占部広方。
※助丁:国造丁に次ぐ地位の防人。
※占部広方:伝未詳。
筑波山の橘の木の下を吹く風は、実に香気にあふれているのです。
今は、とにかく恋しくてなりません。
防人として行軍中に、故郷へのホームシックにかかったのだろうか。
それを、筑波山の橘の木の下で、かいだ香りを思い出し、歌に詠みこんでいる。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。