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我が面の 忘れもしだは 筑波嶺を
我が面の 忘れもしだは 筑波嶺を 振り放け見つつ 妹は偲はね
(巻20-4367)
※忘れも:「忘れも」は「忘れむ」の東国言葉。
※しだは:「しだ」は「時」の意味。
※筑波嶺:筑山。
右の一首は、茨城の郡の占部小龍。
※占部小龍:伝未詳。
私の顔を忘れてしまいそうな時は、筑波山を振り向いて見て、愛しい妻は偲んで欲しい。
おそらく、防人として、出発の時に妻に贈った歌。
事前に筑波山の御神霊に、防人の旅、勤務の安全を祈ったのだと思う。
我が面の 忘れもしだは 筑波嶺を 振り放け見つつ 妹は偲はね
(巻20-4367)
※忘れも:「忘れも」は「忘れむ」の東国言葉。
※しだは:「しだ」は「時」の意味。
※筑波嶺:筑山。
右の一首は、茨城の郡の占部小龍。
※占部小龍:伝未詳。
私の顔を忘れてしまいそうな時は、筑波山を振り向いて見て、愛しい妻は偲んで欲しい。
おそらく、防人として、出発の時に妻に贈った歌。
事前に筑波山の御神霊に、防人の旅、勤務の安全を祈ったのだと思う。
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