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万葉恋歌  作者: 舞夢
1301/1385

我が面の 忘れもしだは 筑波嶺を

我が面の 忘れもしだは 筑波嶺を 振り放け見つつ 妹は偲はね

                        (巻20-4367)

※忘れも:「忘れも」は「忘れむ」の東国言葉。

※しだは:「しだ」は「時」の意味。

※筑波嶺:筑山。

右の一首は、茨城の郡の占部小龍。

※占部小龍:伝未詳。


私の顔を忘れてしまいそうな時は、筑波山を振り向いて見て、愛しい妻は偲んで欲しい。


おそらく、防人として、出発の時に妻に贈った歌。

事前に筑波山の御神霊に、防人の旅、勤務の安全を祈ったのだと思う。

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