表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万葉恋歌  作者: 舞夢
1299/1385

難波津に 御船下ろ据ゑ 八十楫貫き

難波津に 御船下ろ据ゑ 八十楫貫き 今は漕ぎぬと 妹に告げこそ

                        (巻20-4363)

防人に 立たむ騒きに 家の妹が なるべきことを 言はず来ぬかも

                        (巻20-4364)

右の二首は、茨城の郡の若舎人部廣足。

※茨城の郡:茨城県新治郡から西茨城群、東茨城群の一帯。

※若舎人部廣足:伝未詳。


難波津に、御船を降ろし据え、数多くの楫を通した。

今、まさに筑紫に向かって漕ぎ出すと、故郷の妻に伝えて欲しいのです。


防人の旅への出発する、慌ただしい大騒ぎの中で、家の妻に、なすべきことを告げずに来てしまったかもしれません。


「家の妻に、なすべきことを告げず」は、農事関係との説がある。

やはり、防人として不在(原則3年)、農業も不安になる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ