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万葉恋歌  作者: 舞夢
1288/1385

家にして 恋ひつつあらずは 汝が佩ける

家にして 恋ひつつあらずは 汝が佩ける 大刀になりても 斎ひてしかも

                          (巻20-4347)

右の一首は国造丁日下部使主三中の父の歌。


家に残って、お前のことを心配しているよりは、お前が身につけた太刀になって、お前の身を守ってやりたい。


国造丁日下部使主三中の父が詠んだ歌。

上総出身の防人。

父が詠んだのは、防人歌の中で残るのは、この一首のみ。


やはり、息子を送り出すのは、父としても不安が尽きない。

ならば、息子の太刀に変化してでも、守りたい、その本音を詠む。

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